こんにちは。
公務員科の学科長をしております、小松です。
一般的にこのブログは各学科のPRをする場なのですが、いつの頃からか私だけは「こんなこと考えてます」的な、いわゆる世間的なブログの方(好き勝手書いているだけ、とも)を書かせて頂いておりまして、だいぶシリーズ化してきたと勝手に思っているのですが、今回も「語ってみる」の回にお付き合いいただきたいと考えております。ここまで周りと色が違うとそのうち「誰か」から怒られそうですが、ま~こんな形の教員紹介もアリですよね??
さて、今回は私が愛してやまないゲームについてです。
河原学園の他校に「ゲーム」を冠する学科がいくつかあると思いますが、「ゲーム史概論」とかいう講義名で本気で授業したいと思っているくらいゲーム愛は深く、これまでの人生でゲームをやりまくってきました。数えたことは無いですが、プレイしたゲームはファミコンから始まり「4ケタ」は間違いないと思っています。アラフィフのおっさんですが、今でも中一の息子より長時間ゲームしています。
あ!ゲームに一切興味のないそこのあなた!残念ですが以下の文章は何言っているかさっぱり分からないと思いますので、次回の「小松、マンガを語る」にご期待ください!
ゲームを好きな方も売上とか客観的な要素が一切入らない、主観しかないただのブログですから、例によって異論反論は受け付けませんので、その点もご承知の上お読み下さい。
ランキング形式とかにすると本が一冊できてしまいますので、今回のテーマはこれにしようと思います!
題して
「一生のうちにこのゲームだけはやっておけ!!!(知らんけど^^)」
小学校2年のファミコンから始まり、現在まで四十数年やり続けてきたゲームの数々から、難しいですけど、何本かピックアップしてお送りしてみようと思います。加えてできれば今の若い子たちが知らないゲームから、とも考えています。ま、思いつくまま書いてみますか・・・。絶対まとまらんな^^
①「マリオカートwii」(レーシングゲーム)
マリオカートはねスーパーファミコン版が初代になります。そこからスイッチ版まで全部やってきました。
一番面白かったのはwiiでした。スイッチの方が画質とかはそりゃ上ですよ。タイムアタックも相当やりました。一時期流行っていた趣味は「息子が出したタイムアタックのタイムをことごとく塗り替える」というもの。感じ悪いですか?
私はこれを英才教育と言っています^^ なにせ息子は3歳から私のあぐらの上でマリオカートの指導を受けていますから^^
ゲームバランスとかキャラバランスとか「ガチ勢」が言い出したらいくらでも文句いえますよ。でもね、やっぱり私はwii版だと思う。
私は「ゲームでハードを買う」タイプですが、あれが発表され、画面見た瞬間ハンドル含めて買うって決めましたもの。本当に任天堂さんはゲームの楽しさをいつまでも追及してくれます。本当に面白かった。
「スイッチ版の何がダメか?」息子に聞かれましたが、回答が難しかったですね。
一言で言えば「スピード感の無さ」です。200ccモードとかあっても関係ないです。
マリオカート好きな方はぜひヤフオクとかメルカリでハードごと買ってプレイしてみて下さい。
あ、ハンドルでね!
②「スーパーマリオギャラクシー」(アクションゲーム)
マリオが続きますが、こちらもWiiです。今はスイッチ版とかもあった気がします。
ワンとツーがありますが、どちらも同等におススメです。
初代マリオブラザーズからマリオのナンバリングタイトルはたぶん全てやったと思いますが、私はギャラクシーがその集大成だと思っています。
通常のマリオは2Dのスクロールゲームですが、こちらは3Dです。
しかも通常のコントローラーではなく「wiiヌンチャク」という両手持ちで行うゲームのため、「押す」以外にも「振る」が操作に入ってきます。いい意味で「操作性が悪い」のもこのゲームを楽しくしています。
人によっては(例えば息子)「オデッセイ」こそがという人もいると思いますが、私はあれは「探し物」ゲームだと思っているので、外しています。私とのディベートの結果、最近息子は考えを改めてくれました^^
専門的な事は詳しくないですが、wiiの割には画質もかなり頑張っており、中1の息子が苦も無くできるようです。絶妙な難易度、BGM、ボリューム感、全てにおいて楽しかったです。
中でも「2」についてですが、全ての要素をやり切った最後に表れる面、
「マスターオブギャラクシー」はぜひ挑戦してほしいですね。
1UPキノコが100個あっても足りないレベルの難易度でした^^;
(なお、息子が初めてギャラクシーシリーズをプレイしたのは小学校低学年ですが、昨日(中学1年)ついにマスターオブギャラクシーをクリアいたしました。家中に悲鳴に近い喜びの声が響いておりました。嗚呼、成長したな~息子よ!)
③大神(アクションロールプレイングゲーム)
「おおかみ」と読みます。名前に負けない「神ゲー」です。
現在は色々なハードでリマスター版(絶景版でしたっけ??)が出ていますが、初代は「PS2」でした。
学生は最近スマホゲームばかりなのでゲームを薦めること自体があまりなくなりましたが、「面白いロールプレイングゲームを教えて下さい」と言われたら真っ先にこれを紹介していました。
今はカプコンが販売元になっているはずですが、もともとは現在存在しない「クローバースタジオ」という会社が作ったゲームです。会ったことも調べたことも無いこの会社の方々は本当にゲームが好きな方達なのだろうと、プレイしながら勝手に想像していました。
詳細は一切語りません。私はこの先まだ色んなゲームに出会う予定ではありますが、ロールプレイングゲーム部門のトップ3には入り続けるのだろうと思います。それほどの名作でした。
④いただきストリート(ボードゲーム)
大神が「不朽の名作」なら、このゲームは「不普及の名作」と言えます。
初代はファミコンですが、普及しなかったのでナンバリングタイトルはwii、PS2でストップしています。
まず知っている人自体が少ないですね。知っている人はこぞって「面白い」って言います。
TVでやるボードゲームときたらたぶん「桃太郎電鉄」が浮かびますよね?
私の記憶が確かなら「いたスト」と「桃鉄」は結構近い時期に発売されたはずです。
(注:「ももてつ」のことを「ももでん」って言う人がいますが、これは昭和のゲーマーからすると許せません^^ 理由は「桃鉄」より先に「桃太郎伝説」(こっちが「ももでん」)という名作ロールプレイングゲームがあるからです。そのRPGのキャラクターを使ってすごろくゲーム作ったら恐ろしくヒットしたって感じです。)
桃鉄はね、初めてでも、それこそ老若男女誰でもプレイできるんですよ。だから普及した。
発想がたぶん「人生ゲームを日本地図でやってみた」ですから。とっつきやすい。令和でも新作出るでしょ。
(「鉄道」で世界はどうかと思うが^^;)
いたストはね、「モノポリー」の強化版(こっちも知らんよね^^;)なんですよ。ドラゴンクエストの生みの親、堀井雄二さんがモノポリーに地図とキャラクターと素敵なBGM、そして「株の概念」を加えたゲームです。見た目は桃鉄と同じくポップに出来てるんですけどね。中身は完全に知恵比べ。
ほとんどはゲーム性等を理解する前に挫折(我が家では嫁と娘)します。乗り越えたのは息子のみ。
初心者が上級者に勝つことはまず不可能です。
私はよく学生に以下の話をします。
ゲームと名の付くものはね、概ね「運」と「実力」ってものが関わってくるんやけど、僕が人とやるゲームで好きなのはまず「運100%ゲーム」じゃないやつ。
たとえば「ババ抜き」。表情とか除けば運ゲーですよ。人生ゲームも桃鉄も私の中ではこれに分類されます。
ここぞってところでサイコロの目を出せる人、とんでもないカードを引ける人が結局勝ちます。
では「実力100%ゲーム」はどうか?ぱっと浮かぶのは「将棋」、「オセロ」とかでしょうか。
これはね、好きですけど、、、学生にもよく勝負しましょう!って言われますけど、、、自慢するわけではなくやる前から結果が見えてますから、精神的にドMな私は楽しさを感じないんですよ。それは私だけじゃないからこういった世界には「段位」とかがちゃんと設けられてて実力が拮抗している者同士でやるようにしているんです。
私が好きなゲームは「実力70%~90%で運30%~10%」なゲームです。
浮かぶのは「大富豪(革命)」と「麻雀」です。
基本的に上級者には勝てないが、運次第では上級者を倒すことができるゲームです。
長くなりましたが、いたストはこれに分類されます。大富豪や麻雀が好きな人はぜひやってみて下さい。
性格的に絶対好きですよ。
絶対開催されませんが、もしいたストの全国大会があれば会社休んででも高知県代表として出場します^^
⑤ドラゴンクエスト(ロールプレイングゲーム)
やっぱりまとまらないのでドラクエでいったん最後にしましょうか。
当然全部遊ばせていただきました。ストーリーもさることながら、私は鳥山明先生の絵とすぎやまこういち先生のBGMが大好きです。小学校・中学校でクラスの子たちが「どんな音楽を聴くか?」、「誰の曲が好き?」に本気で「交響組曲ドランゴンクエスト」、「すぎやまこういち」って答えてましたもの。今でもたまに聞きますよ。特に「Ⅱ」「Ⅲ」「Ⅳ」がおススメです。3和音でしか出力できなかった時代の音楽を、すぎやま先生が指揮して大真面目にフルオーケストラで演奏しています。すぎやま先生はゲームミュージックというジャンルを芸術に高めた人だと思っています。東京オリンピックでドラクエのオープニングテーマが流れた時には、やっと日本の「第二国歌」だと認められたと勝手に解釈していました^^
では、ドラクエナンバリングタイトルの中でナンバーワンはどれか?
私は「ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち」を推します。これはファミコンで出された最後のドラクエであり、ファミコンドラクエの集大成です。(Ⅺまでやりましたが、私は未だにⅣを超える作品は出ていないと思っています。)ゲームクリアして3和音のエンディング曲とドット絵に泣かされました。画質なんぞ関係ないんですよ。それでもファミコンは絵的に無理という人は何版でも良いので、ぜひ「クリアしてから」聞いてみて下さい。
もう一つ、ナンバーワンを挙げておきます。
何の、と言えばそれは「難易度」です。ドラゴンクエストというゲームは基本的に難易度は高くありません。
最新の「Ⅺ」もやりましたが、「裏ボス」ってやつを気にしなければ誰でもクリアできるはずです。
ただし、「Ⅱ」を除いて。
「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」(ファミコン版)・・・SFC版以降のリメイク版は排除します。私は初代ドラクエⅡの魅力??についてのみ語りたいのです。
あのね、ファミコン版だけが異常に難しいのですよ。当時、全国の小学生の心を根こそぎへし折りました。
私は現在世界一の「死にゲー」と言われている「ダークソウル」を1から順番にやっています。確かに楽しいし、難しいですけど、ドラクエⅡの方がよっぽど難しかったと思っています^^
このゲームを難しくした理由は大きく2つだと思います。
①ヒントの少なさ
今はネットに何でも載っていますが、とにかく町の人が何も話さない。決定的な情報をしゃべる奴がどこにもいないので、どこ行って何したら良いかさっぱり分からない。
お金持ちの子供たちは「必勝本(死語)」を購入し、進めるのですが貧しい子たち(小松家)は詰まる。
どうするか?
学校で聞くしかありません。情報を持つ金持ちの子がマウントをとり、貧しい子は舎弟となり情報を得る。
昭和の小学校は格差社会でしたね^^; でも、いい時代でした。
②ザコ敵の強さ
ラスボスよりザコ敵が強い。実はそんなゲームは結構存在します。
そうなる理由は大体バランス調整ミス。ロールプレイングゲームのバランスはすごく大事!
調整を一つミスっただけでラスボスが1ターンで倒せるゴミにもなるし、ザコ敵がラスボス以上にもなる。
当時の小学生は当然そんなこと考えませんし、知りもしませんから必死に頑張る。でもボコられます。
特にザラキを使う敵が難敵で、相手が呪文を唱えた瞬間にテキストよりも早く「画面が赤くなる」のは小学生にかなりのトラウマを植え付けました。
以下、その他のポイントを挙げてみますね。これを読んでいる親御さん(いね~よ^^)は懐かしんで下さい^^
・セーブが無い時代のため手書きで残す「復活の呪文」を間違え、やり直し。
・くっそ弱いサマルトリアの王子。
・戦闘中に使用できないザオリク。(戦闘中の蘇生コマンドは世界樹の葉(1枚)だけ)。
・レベルの上限が99とかではないため、単純に強くなってヌルゲー化することができない。
・ロンダルキア登頂の異常な難易度。
などなど挙げればきりが無いですが、とにかく今考えればゲームバランスが悪かった。
こんだけ文句言ってて何ですが、でも、これも名作だったと思う。
やっぱり私は難しいゲームほど、何度もゲームオーバーになるほどやりがいを感じるようです。
この文章どうやってまとめるつもりなのか? 大丈夫、まとまります!
私ね、飽きっぽいんですよ。とにかく続けることが生来苦手。
そんな私が教師って仕事を23年?も続けられている理由はね、毎日プレイしているからですよ^^
「中学高校を部活動にすべて捧げ、まともに勉強したことが無い学生をたった6か月で公務員に合格させる」
っていうタイトルの、ダークソウルなんか比較にならんほどの「無理ゲー」を!
私しかクリアできないと思っています。
そして、「今年も」、クリアして見せます^^