こんにちは!総合ビジネス科の渡部です。
突然ですが、皆さんは普段の生活の中で「なんか不便だな」「もっとこうなればいいのに」と思う瞬間はありませんか?
実はそうした“ちょっとした気づき”こそが、地域を良くするための第一歩です。
総合ビジネス科では、そんな「地域を変える目」を育てる学びに力を入れています。
そんな中、最近とても印象に残った出来事がありました。
授業中にある学生が私に話しかけてきました。
「先生、地元にあった商店街、昔はにぎわってたらしいんですけど、今はシャッターばかりで…。なんかもったいない気がして、ちょっと調べてみたんです」
その学生は授業で「地域経済」や「フィールドワーク」について学んだあと、
普段通るだけだった場所に“課題の種”を見つけ、自主的に調査を始めようとしていたのです。
地元の人へのヒアリング、インターネットでの情報収集、そして自分なりの分析。
「人が集まるきっかけを作れば、もっと良くなるんじゃないか」
グループメンバーに対して前向きな言葉を語るその姿に、思わず私の身が引き締まる思いでした。
地域にある課題は、ニュースや行政資料を見るだけでは、なかなかリアルに感じることができません。
でも、自分の身近な生活の中にある「小さな違和感」や「モヤモヤ」に目を向けることで、
地域課題は一気に“自分ゴト”へと繋がります。
総合ビジネス科では、「課題発見型」の学びを大切にしています。
日常の中から課題を見つける「感性」、その課題の本質を深掘りする「探求力」、そして、行動につなげる「主体性」。
これらの力を養うことで、学生たちは地域社会の中で“変化を起こす存在”へと成長していきます。
総合ビジネス科では、授業だけでなく、フィールドワークや地元企業とのプロジェクト活動、
さらには地域の方々との交流を通して、
「自分の言葉で語れる地域課題」「自分が関わりたい未来」を見つけていきます。
「変えたい」と思える対象を持つこと。
それこそが、これからの社会を生きるうえで大切な原動力です。
学生たちがそれぞれの視点で、“地域を変える目”を持ち始めている。
学生がそう実感できる日々を送れるように、私たち教員も日々サポートし続けます。
オープンキャンパス情報!
◎6月7日(土)
空き家×ひらめき=まちのヒーロー!?60分アイデアプランチャレンジ
\「使われてない」から「使ってみたい」へ!/
実際に増え続けている空き家の問題を知り、「自分ならどう活用する?」を自由に発想。60分で“まちを変えるひらめき”をカタチにしてみよう!
空き家はただの古い建物じゃない!?もしかしたら、あなたのアイデアが未来のまちづくりのヒントになるかも!?
※オープンキャンパスのページに移動するだけで予約はされません。
予約参加者には、図書カード500円分をプレゼント!
ご予約受付中です!ご参加お待ちしています!
オープンキャンパスというと堅いイメージがあるかと思いますが、そんなことはありません!
楽しいこと間違いなし!またの機会にお会いしましょう!
以上、渡部でした!