大原簿記公務員専門学校愛媛校は修学支援制度の認定校です。
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学科ブログ

SCHOOL BLOG
2025.06.21総合ビジネス科

【総合ビジネス科】地域の未来をつくるのは、私たちのアイデアだ!

「地域の未来をつくるのは、君たちのアイデアだ。」

こんにちは!総合ビジネス科の渡部です。

6月に入り、学生たちの活動にもどんどん熱が入ってきました。

5月末から行ってきたのが、

ビジネスプランコンテストに向けた事業プランの立案

です!

この期間、総合ビジネス科の学生たちは7つのグループに分かれ、

それぞれが「地域をより良くするためのビジネスアイデア」を形にするという課題に取り組みました。


それぞれのグループが挑んだテーマは…

  • 地方交通グループ:「移動手段×○○」で新たな交通の可能性を探る

  • 名産品開発グループ:地域で埋もれた地元産品を活かした“新しい特産品”の創出

  • 観光グループ:地域の魅力を掘り起こす新たなツーリズム体験の提案

  • 動物愛護グループ:保護動物と共生できる社会づくりを目指したサービス

  • 海洋保全グループ:海ごみ削減と地元産業の両立を図る新たな仕組み

  • 教育グループ:「不登校」をテーマにした課題解決型教育プログラム

  • 新幹線設置×朝ドラ誘致グループ:松山の新幹線開通を視野に入れたPR戦略と観光活性案

どれも、「地域課題をビジネスでどう解決するか?」という本質に迫るテーマばかりです。


アイデアを“形”にする

学生たちはまず、事業の構想を「事業計画書」という形でまとめるところからスタートしました。

コンセプトやターゲット設定、競合との差別化、収益性などを検討しながら、企画を何度もブラッシュアップ。

そこから「プレゼン資料」を作り、最後は模擬発表に向けての練習も行いました。

なかには、最初は話すことすら苦手だった学生が、堂々とプレゼンを行えるようになったケースもあり、

この2週間での“成長”は目を見張るものがありました。


「自分たちの力で、社会を変えられるかもしれない」

ビジネスというと、お金儲けのイメージが強いかもしれません。

しかし私たちは、学生に「ビジネスとは、誰かの困りごとを解決する手段」だと伝えています。

誰かの「困った」「こうだったらいいのに」という声に、どう応えるか。

それを形にして世の中に届けるのが、ビジネスの力です。

今回の取り組みを通じて学生たちが、

「自分のアイデアにも意味がある」「社会に貢献できるかもしれない」

と感じてくれたなら、これほど嬉しいことはありません。


私たち総合ビジネス科は、これからも

“地域を見つめ、課題を見つけ、アイデアをカタチにできる人材”

を育てていきます。

どんなビジネスも、最初は一つの小さな気づきから。

学生たちの未来に向けたチャレンジは、まだまだ続いていきます!