こんにちは!総合ビジネス科の渡部です。
6月に入り、学生たちの活動にもどんどん熱が入ってきました。
5月末から行ってきたのが、
ビジネスプランコンテストに向けた事業プランの立案
です!
この期間、総合ビジネス科の学生たちは7つのグループに分かれ、
それぞれが「地域をより良くするためのビジネスアイデア」を形にするという課題に取り組みました。
地方交通グループ:「移動手段×○○」で新たな交通の可能性を探る
名産品開発グループ:地域で埋もれた地元産品を活かした“新しい特産品”の創出
観光グループ:地域の魅力を掘り起こす新たなツーリズム体験の提案
動物愛護グループ:保護動物と共生できる社会づくりを目指したサービス
海洋保全グループ:海ごみ削減と地元産業の両立を図る新たな仕組み
教育グループ:「不登校」をテーマにした課題解決型教育プログラム
新幹線設置×朝ドラ誘致グループ:松山の新幹線開通を視野に入れたPR戦略と観光活性案
どれも、「地域課題をビジネスでどう解決するか?」という本質に迫るテーマばかりです。
学生たちはまず、事業の構想を「事業計画書」という形でまとめるところからスタートしました。
コンセプトやターゲット設定、競合との差別化、収益性などを検討しながら、企画を何度もブラッシュアップ。
そこから「プレゼン資料」を作り、最後は模擬発表に向けての練習も行いました。
なかには、最初は話すことすら苦手だった学生が、堂々とプレゼンを行えるようになったケースもあり、
この2週間での“成長”は目を見張るものがありました。
ビジネスというと、お金儲けのイメージが強いかもしれません。
しかし私たちは、学生に「ビジネスとは、誰かの困りごとを解決する手段」だと伝えています。
誰かの「困った」「こうだったらいいのに」という声に、どう応えるか。
それを形にして世の中に届けるのが、ビジネスの力です。
今回の取り組みを通じて学生たちが、
「自分のアイデアにも意味がある」「社会に貢献できるかもしれない」
と感じてくれたなら、これほど嬉しいことはありません。
私たち総合ビジネス科は、これからも
“地域を見つめ、課題を見つけ、アイデアをカタチにできる人材”
を育てていきます。
どんなビジネスも、最初は一つの小さな気づきから。
学生たちの未来に向けたチャレンジは、まだまだ続いていきます!