大原簿記公務員専門学校愛媛校は修学支援制度の認定校です。
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学科ブログ

SCHOOL BLOG
2018.07.30会計学科

【会計学科】税理士ってどうやってなるの?

こんにちは。

7月ももう終わりに近づき、いよいよ8月です!

本校会計学科の学生は8月7・8・9日に行われる

税理士試験に向けてラストスパートです!

さて、このみんなが頑張っている税理士試験ですが

税理士になる方法って試験に合格する以外ないのでしょうか?

(↓税理士バッジです!)

実は、税理士になる方法は、5つの方法があります。

①税理士試験に5科目合格し、2年間の実務経験を積む

最もスタンダードな方法です。試験は年1回。8月に実施され、

全11科目から5科目を合格する必要があります。

その後、2年間の実務経験を経て、晴れて税理士となります。

②大学院に進学し、一部科目免除を受けて、

残りを税理士試験で合格かつ2年間の実務経験を積む

大学院で修士又は博士の学位を取得することで

①の5科目のうち1科目ないし2科目が免除されます。

残り科目は税理士試験で合格し、2年間の実務経験を必要とするのは①と同じです。

大学院2年ないし4年間通う余裕がある人は狙い目だが、大学院の論文執筆は

非常に労力を要する。

③国家公務員試験(税務)に合格し、

税務署職員として23年間勤務し、所定の研修を受講する

いわゆる税務署(国税)OBです。

税務署での23年以上の勤務と、研修の受講により税理士試験を受験することなく

税理士資格を取得することができます。

④公認会計士試験に合格する

公認会計士資格を持っている人は、税理士試験を受験することなく

税理士資格を取得することができる。しかし公認会計士試験の難易度は高く、

また地方では公認会計士としての仕事が少ないのが実情です。

⑤弁護士試験に合格する

公認会計士と同様、弁護士資格を持っている人は、税理士資格を取得することができる。

こちらもご存知の様に、国家資格の中でも最難関の試験です。

税理士会実施のアンケートでは、税理士試験5科目合格にかかった年数は

8.6年ということです。

高校を卒業して、専門学校で税理士の勉強を始めると

27歳から30歳税理士になれる! ということですね。

先に紹介した5つの方法の中では、もっとも早く税理士になれる方法と言えます。

また②で科目免除を受けた方や③④⑤の方法で税理士になった方は

税金の専門知識の勉強が十分でないため、税理士になってから

不得手な業務が起こっているのが現状です。

その反面、税理士試験5科目合格者は、引く手あまたです。

特に20歳代~30歳代の税理士は、全税理士70000人弱のうち

3割程度なので「金のたまご」として注目されています!!!

参考になったでしょうか?

さて、今週末8月4日(土)会計学科のオープンキャンパスは

「スマホの会社」の成績表をみてみよう!

皆さんのご参加を心よりお待ちしています♪

(上記の授業風景の写真をクリックすると、オープンキャンパスページに移動します)