おはようございます。午前中お休みをいただいたため更新が遅れました。
楽しみに待っていてくれた学生さん(そんな子おらんがな^^;)ごめんなさい。
(自分の写真発掘しました。これたぶん今治〇中等教育学校ですよね?)
さて、小学生のうちの子もコロナで休校となっておりまして、学童も預かってくれないとのことで、半日は2人でお留守番、半日は私か嫁さんどちらかが家にといった状態ですが、ま~ひどいことひどいこと^^;
嫁さんが作ったスケジュールを丸無視して宿題はろくにやらないし、弁当は11時にとっとと食らうし、ゲームはやりまくるしTT
しょうがないので、父ちゃん改め先生登場!ダースベイダーのテーマと共に宿題出しときました^^
出した宿題はなんと!皆さんとほぼ同じ!!!!算数は2年と4年の分をそれぞれに(予習ですね)。
あと、とりあえず、日本地図でも覚えてみるかい???と
今日帰って風呂で東北地方のテストします。
小2の息子が「青森」は形がカッコイイから覚えやすい言うてました。
何言ってるかよく分かりません。形から入るんですね・・・。
皆さんは都道府県の場所は当然ながら、県庁所在地も漢字で書けなきゃいかんですよ!
さて今日は何を書こうかと昨日から考えていたのですが・・・
9月末あたりから面接練習を学生とする際に、他のどんな先生に聞いても絶対にしないようなのですが、私はよくやるものが、私が面接官、学生が受験生、ではなく、その逆の形の面接練習です。
日ごろから「私はどんな面接試験でも落ちない」と豪語しているので、
どうぞお好きに!質問して観察して学んでください^^ ってなもんです。やな奴ですね。
それやると、どんな学生も絶対に聞いてきます。
「(やや高圧的に)あなたが教師を目指した理由をお答えください」
他人の昔話なんか興味ないと思いますが、ちとお話しておきます。
学生は信じませんが、先日のブログにも書きました通り、私は偏差値30前半の超絶のおバカでした。
小学校はドッヂボールと釣り、野球に川遊びしかした記憶ないですし、中学、高校共に部活動にすべてをささげました。近所の公立高校行くために中学校3年の夏からは一応死ぬ気で勉強しましたけどね。
高校3年時に進路を考え、歴史で飯を食う、すなわち先生になることを急に考え、母ちゃんに報告しました。
「私立は無理で!行きたいなら国立しか無理!」
我が家の家計事情ではしょうがない。もともと高知大学だと思っていましたから。「了解!母上!」くらいのもんでした。
しかし、担任には笑われましたね^^
「この偏差値でどこへ行くがで?」
とりあえず、兄の通っていた予備校に夜間で通い始めました。
ここで私の人生を決める恩師に出会いました。
英語の先生で、通り名は「ダンディ」。
はずかしながら、結局2浪しましたので、先生に長い間お世話になりましたが、「先生は先生でも予備校の講師になろう」と先生との関わりの中で決めました。
とにかく人心掌握に長けた方で、私を筆頭に男女共にファン(変な意味ではないです)が多かったです。
いきなり黒板に10,000円貼り付けて「俺のテストで全員が9割以上取ったらくれてやる。全員で遊んで来い!」とか、12月24日に「クリスマスイヴなんてもんは俺が祝っておいてやる。お前らは勉強せ~!」とかとか、とにかく高校までに出会った先生という枠には収まらない方でした。
結局第一志望の京都の公立大学には受からず、愛媛大学に行くことになりましたが、すごく喜んでくれました。
それから4年経って、周りが就職を決めていった頃、私は履歴書を持って予備校の職員室に乗り込みました。
「ただいま帰りました。そして就職しに来ました!雇ってください!!」
我ながらやったことはめちゃくちゃです^^;
ダンディどうしたと思います?
なんとね・・・・その場で履歴書破り捨てたんですよ^^
私も、他の先生も皆一様に「え~~~~~!!!」ですよ。
ちょっと半泣きで帰宅しました。
あ
後日、「松山出張があるからついでにそっちで飲もう」と言われました。んで、言われました。
「小松。少子高齢化って分かるかえ?」
「言葉は知っています」
「今後な、子供はどんどんおらんようになる。大学もお前みたいに苦労せんでも誰でも入れるようになる。」
「そうなったら予備校はもういらんがよ。」
「うちの予備校をお前が受けたらたぶん受かる。」
「でも俺がお前を就職させちゃらん(させてあげない)」
「潰れると分かっちゅう業界に教え子を就職させるわけにはいかん。止めちょけ。」
「どうしても世界史の先生したいがやったら、3大予備校行くか、高校の先生にでもなりや。けど大手も映像ばっかりになるやろき、たぶん授業はできんにゃ~」
愛。でしたね^^ 10年後全てその通りになりました。
そして、なんやかんやありまして、大原簿記公務員専門学校 愛媛校で天職に就かせていただいた次第です。
この教卓に定年までしがみつき続けます^^
志望動機に関して学生に言うことは一つだけ。
「オンリーワン(唯一無二)であること」
これを満たさないから、相手に伝わらないんですよ。爪痕も残らず試験が終わるんですよ。
教師志望が1,000人集まろうと私と同じ理由で教師を目指した人はいません。絶対に!
警察官目指してたら「白バイ」
消防士目指してたら「レスキュー」
耳にタコです。
合格する子の志望動機は、その職種志望の面接を1,000人見ても記憶に残る志望動機です。