こんにちは。公務員専攻科担任の小松です。
先日、大阪府警察本部より松田様にお越しいただき、当校の学生に対して大阪府警察でのお仕事内容や採用試験についての説明会を実施していただきました。
私より指示棒似合いますね^^
学生がスーツに身を包んだ姿は大好きです。着こなしがまだまだですがね^^;
パトカーや白バイ、交番勤務だけが警察官の仕事じゃないってことが分かったかな??
さてさて、ここからは公務員系学科長の独り言のコーナーとしましょう。
独り言の内容は、このページをご覧の高校生およびその親御さんに向けてです。
よくオープンキャンパスなどで、親御さんから
「普通の高校生って何の公務員になりたいか決まっているんでしょう??」って言われます。
そのお子さんはたぶん「何となく公務員にでもなろうかな?」っておっしゃっているのでしょう。
親御さんもいまいちお子さんの本心がくみ取れず悩んでおられるようです。
ホントによく聞かれますので、直球でお答えしますね。
例えば「私は警察官以外の公務員には興味がない!絶対に警察官になって〇〇(仕事内容)をする!」
入学時にそういう風なことをちゃんと言い切れる学生さんは3割くらいだと思いますよ。
入学願書にはちゃんと書いてくれますよ。消防士とか、市役所の職員とか。
私はいい意味でそれを疑ってかかります。
たぶんですけど、私は「公務員になりたい」と言う高校生と西日本一関わっている人間です^^
高校生の生態についても当然詳しいです^^
公務員の仕事ってね、めちゃくちゃ広く深いですよ。
その仕事内容を高校生が知るのは本当に難しいです。機会がないんですよ。部活も忙しいですし。
そして機会があってもあんまり聞いていない(自己経験も大いに含みます^^;)。
警察官や消防士なんかになりたい!って言っていても残念ながら細かいことについて何も知りません。
見た目がほとんどですね。
だから大原では公務員の代表的な職種の説明会を全て実施するんです。
今度こそ、今度こそ本気で自分の将来の職業を知ろうよ!と。
警察官になりたいから警察官の説明会だけに参加するのではなく、全員が全ての説明会に参加します。
どの職種でも受験できますから。体力や筋力がないならつければいいだけです。
18年間で出会ったこともない公務員の方々も登場します。
入学した後に志望先が変わるなんてよくあることです。
私はこれを悪いことだとは思っていません。知ったから、考えたから変わるんです。
高校までにしっかりとした職業研究をし、自己分析もした上で職業選択をし当校に入学してくれる学生さん、いますよちゃんと。それは素晴らしいことです。
でもそれが、そんな子がスタンダードだと我々は思っていません。
高校2年で将来なんかを詳細かつ確実に決められるわけがない!って私が思っています。
だから公務員の皆さんに頭を下げて来ていただきます。
学生にも全職種しっかり聞け!って言います。
警察官の説明会を聞くことで消防士に対する志望動機がより深まることもあるでしょう。
大丈夫です。どのお子さんも親御さんも悩んでいらっしゃいます。
そしてその答えは、学生が自分で見つけます!
私が決して言わない言葉に「君ははきっと〇〇に向いているよ」があります。
絶対に言わないです。無責任です。僕や親御さんが決めることじゃないですよ。学生が決めることです。
だから我々は機会を設けます。本物を呼びます。何度でも説明します。