高校生、大原在校生の皆さんこんにちは!
先日、松山市勝岡町にあります愛媛県消防学校において、実技訓練発表会が行われました。
今年もコロナの影響で入場制限がありましたが、卒業生の善意で入場させていただき(本当にありがとう)、晴れの姿を撮影することができました。
さて、今年4月に消防学校に入校した消防士の卵達は約半年の訓練を経て、今週消防学校を卒業し、各消防署に配属されます。
毎年この訓練発表会に参加したいと思う理由は、たくましくなった卒業生を見たいという思いと、二度と撮影できない集合写真を撮影したいと思うからです(各消防署で個人の撮影はできますが、「全員」はここ以外二度と機会はありません)。
加えて、これは個人的に思うことですが、大原にはありがたいことに、毎年毎年多くの公務員を目指す学生に入学いただきますが、彼らを公務員に合格させることが至上命題である我々にとって、合格率や合格者数というものが「単なる数字」になってはダメだと常に感じています。
しかし、当たり前のことですが、ほとんどの学生さんは卒業と同時に松山市を離れ、公務員として活躍する姿を見ることができません。当校の卒業式や晴れ着は確かに一つの節目であり、感慨深いものもありますが、私は当校の卒業式より、公務員の各研修期間での卒業式の方を大切に考えています。
振袖も素晴らしいですが、それぞれの職場の制服姿、市役所なんかだとロゴの入ったポロシャツなんかの「公務員の姿」を私は見たいです。
毎年多くの学生さんを抱えるからこそ、我々教員にも自己肯定感は必要です。自分が行った仕事、学生と過ごした時間の結果と意味です。長いことこの仕事をやっていて、お金では買えないものだと感じています。
その肯定感は、目の前の学生が公務員になることに関わることが出来た、良い結果を出せた、指導やカリキュラムに間違いはなかったという肯定感です。その自信と失敗の経験が来年のカリキュラムとなります。
この訓練発表会および卒業式は、保護者の皆様にとっては長年育ててきた息子さん、娘さんが自立する瞬間としてご覧になったのではないでしょうか。本当におめでとうございます!
前置きが恐ろしく長くなりました、すみません^^; 以下写真です。
【①正門の様子】…来るたび身が引き締まりますね。
【②】…この看板が設置された消防学校運動場にしか来たことがない。
【③訓練用車両】…救急車側面の愛媛県消防学校ロゴがレア。
【④訓練の様子】…教員目線ですが、全員が意思をもって動いていました。さすがです。
【⑤訓練の様子その2】
【⑥整列】…気を付け、敬礼一つとっても半年の訓練の様子がうかがえます。
【⑦教官を胴上げ】…私も謝恩会で胴上げされたことがありますが、訓練生から教官への感謝に満ちたソフトな胴上げでした。余談ですが…ここ数年やってないですが、大原の謝恩会におけるやさしさのかけらもないハードな胴上げが以下。
【⑧大原卒業生集合写真】…今年3月の卒業生10名、それ以前の卒業生4名。いい顔しています。
また落ち着いたら、学校に遊びに来てくださいね。待っとるよ!
高校生の皆さん。次のオープンキャンパスは10月15日です。
ぜひ、一度「大原簿記公務員専門学校 愛媛校」を見に来てください!