こんにちは!
塩焼きそば屋の店長、小松です。
学園祭中何度かこの呼び名で呼ばれましたが、個人的には「歴史教員」という価値ある呼び名の方で呼んでいただきたいです^^;
さて、私が長年率いております公務員専攻科ですが、過去の学園祭では結構な割合で「小松家の塩焼きそば」を出店させていただいております。他の料理をあまり出さない理由は色々あるのですが、一番は塩焼きそばが「早い、安い、ウマい」を全て満たすからです。
特に学園祭では、楽しむのは学生ですから、物価高でも苦学生が買える「1食300円」を個人的に上限としており、また、とんでもない数の来場者および在校生の胃袋と戦うため、「早い」も大切になってきます。ウマいかどうかはお客さんが決めるものなので知りませんが、結果的にはここ数年ずっと600食以上売り上げておりますので(今年は700食Overで、準グランプリでした^^)、味も認められているのだろうと勝手に満足しています。
実は私、料理が得意でして、適材適所の考え方でこれまでの学園祭ではずっと飲食ブースを担当してきました。また、他の学校さんは色々とビジュアルに富み、いわゆる「映え」を打ち出せますが、うちの学校はどうしても座学の学校なので「頭脳と明るさと元気良さと筋肉」を売るしかないわけで・・・。(ガタイが良い子が鉄板の前にいたらなんかウマそうに見えませんか??)
飲食ブースは今回も30ブースありましたが、飲み物とかき氷だけでは「祭り」にはなりませんからね。
ま、そんなこんなの背景から、今後も体力が続く限り来場者の胃袋を満たしていきたいと考えています^^
さて、今回例年になく「レシピを教えて下さい」の声を教員、学生からたくさんいただきました。別に僕がたまに家で作るレベルのもので、門外不出でもありませんのでこちらで公開してみようと思います。
簡単ですから、ぜひ家で作ってみて下さい。
チャンネル登録者数が増えたら、過去にグランプリをいただいた「焼き豚玉子飯」も載せますね!
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「小松家の塩焼きそば」レシピと作り方
※2人前で載せますので、作りたい人数分割ったり掛けたりして下さい。
材料(2人前)
~やきそばの具材~
・豚バラ肉:100g
・キャベツ:4分の1(春キャベツが一番合います。)
・焼きそば(ゆで):2玉(塩だれは細麺との相性が良いため、一般的なスーパーの物より、ラムーで20円くらいで売っているものが一番合います。経費削減のためでは無く、こだわってラムーのものを使っています。とはいえ、比較しないと分からないでしょうから、何だって良いですよ^^)
~塩だれの具材~
A.やっこネギ(高知県産):4~5本分(うちの嫁さんと娘はネギが嫌いですが、やっこネギなら食べられるようでそうなりました。私のふるさとの味でもあるのでこだわって使っています。「高知家」マークが目印です。一方息子はといえば私に似てネギ好きなため、小腹満たしのラーメンやうどんを作る際は律儀にやっこネギ切ってますね。)

B.天かす:適量(学園祭では経費の関係で「ただのイカ天かす^^」を使いましたが、うちでは私がよくお好み焼きを作るので冷蔵庫に常駐している「オタフク天かす(イカ天入り)」を使っています。)

C.ゴマ油:大さじ1くらい(いつもは計らずに目分量でやってます。学園祭でも目分量でした。結構多めに入れても大丈夫ですよ。私くらい作りまくるとタレを調合した後の「匂い」で適量が分かります^^)
D.鶏がらスープの素:小さじ2くらい(中華スープの素でも何でも良いのですが、「本だし」だけはアウトです。加えて、我が家では使わない「ウェイパー(高級です)」なんかだとかなり味が濃いですから、塩だれの味の決め手での具材ですので、こればっかりはご自身で調整してくださいとしか言えません。)
E.塩:小さじ1くらい(これも調整してほしいです。「中華(鶏ガラ)スープの素」ってやつはですね、塩味にかなりの差があるんですよ。だから買った「素」次第で調整して欲しいのです。学園祭は家とは違う材料を使っていましたし、約40人前の塩だれをいっぺんに作っていましたので、当然現地で試食をして味を決めていました。加えて猛暑でしたから、家よりもやや強めに味付けをしておりました。なお、学園祭ではケチらず「伯方の塩」を使用しておりました。)
F.粗びきコショウ:適量(「粗びき」が望ましいです。学園祭ではパンチを効かせるためいつもより多めに入れていました。)
G.すりごま:小さじ3くらい(ごまではなく、すりごまです。多めに入れて構いません。)
~調理方法~
1.まずボウルにDとEを入れ、少量のお湯で溶かします。溶けたら水200ccくらい(アバウトで良いです)を入れて冷まします。
2.次にDとE以外の塩だれ食材を全て入れて混ぜます。これで私が良く作る塩だれの完成です。
3.フライパンで豚肉(一口大に切ってください。)とキャベツ(とにかく手早く調理したいので短冊切りです。)を炒めます。下味はつけません。
4.火が通ったら焼きそばを入れ、すぐに塩だれを全部投入してください。
5.水気が飛び、ちょっとドロッとしてくるくらいで出来上がりです。

写真は学園祭のもので、「8人前」を学生と汚いおっさんが作成しているところですが、これを拡大して塩だれと塩焼きそばの出来上がりの参考にして下さい。
~味変食材(作り慣れたらお好みで足してみてください)~
・大葉:千切りにして出来上がった塩焼きそばの上にモリっと。合いますよ。
・レモン:小松家では塩焼きそばが出たら「液体レモン」がテーブルに準備されるほど相性が良いです。
・マヨネーズ:これも当然合います。
