こんにちは。総合ビジネス科の渡部です。
令和8年3月12日、愛媛県民文化会館にて、卒業式が執り行われ、
総合ビジネス科の学生たちが、無事に卒業の日を迎えました。
式当日は、これまでの学校生活を振り返りながら、学生たち一人ひとりの表情にさまざまな想いが感じられる時間となりました。
振り返れば、総合ビジネス科として歩んできた道のりは、決して平坦なものばかりではありませんでした。
環境の変化や様々な出来事の中で、学生たちは悩み、考え、それでも前に進み続けてきました。
入学当初は少し緊張した様子だった学生たちも、授業や実習、学校行事、そして仲間との日々を通して大きく成長しました。
時には壁にぶつかることもありましたが、互いに支え合いながらここまで歩んできた姿は、とても頼もしいものでした。
総合ビジネス科での学びは、ビジネスの知識だけではありません。
「自分で考える力」
「行動する力」
「人と関わる力」。
これらの力を、学生たちはこの学校生活の中で少しずつ身につけてきました。
そういえば、卒業式当日の朝、こんなことがありました。
1年生の学生から、私に連絡があったのです。
都合が悪くなって欠席する事になったのかな?と思いながら、スマホの通知を開くと、
『卒業される先輩方に花束を渡したいです。』
とのメッセージが。
卒業式は在校生も出席しますが、例年、式が終わった後は解散します。それどころか、自分には関係の無い式に出席する事に消極的になる学生も少なくない。
そんな中、先輩への感謝を伝えたい、門出を祝いたいとの思いで、申し出があったのです。
私はその学生に、卒業生と会えるタイミングを伝ました。
そして卒業式が終わり、私と卒業する学生が出てくると…
そこには、連絡をくれた学生だけではなく、
他の1年生も待ち構えており、卒業する先輩たちを見つけると
口々に感謝やねぎらい、惜別の言葉と共に、花束を贈ってくれました。
私の目から見て、卒業する2年生は、
どちらかというと背中で引っ張っていく、落ち着いたタイプの学生が多く、
他者に自分を表現するのが苦手だった印象があります。
現在も、その印象は変わっていません。
しかし、後輩の気持ちをこのように動かしたのは、
1年生が、先輩の姿勢や様子を見ていたからに違いありません。
背中で語る2年生。
2年生の頑張りや1年生への気持ちは、確実に受け継がれているなと、感じました。
最後に、ここまで学生たちを支えてくださった保護者の皆さまにも、心より感謝申し上げます。
日々の温かい見守りや励ましがあったからこそ、学生たちは安心して学び、成長することができました。
なにより私自身も、学生に対して、私が必要だと思う事を教え、伝えることが出来ました。
本当にありがとうございました。
卒業式を終え、学生たちはそれぞれの新しい道へと歩み始めます。
一度、「総合ビジネス科」という交差点で交わった彼らは、
それぞれの目的地へ向かって、また各々が歩み始めます。
進む道は違いますが、総合ビジネス科で過ごした時間が、
皆さんの道を指し示す、ココロの地図になってくれればうれしいです。
改めて、卒業生の皆さん、
ご卒業おめでとうございます。
皆さんのこれからの活躍を、教職員一同、心より応援しています。

