おはようございます。公務員専攻科担任の小松です。
昨日は新学期延長の関係で、一日中電話(職場でテレワークってのも変ですね^^)で、終日マスクということもあり左耳がちぎれそうになっております。
早く学生の前で普通に授業がしたいです。
【今日の雑談】…私は毎日学生に「最近思うこと」を話すようにしています。
新入生の方々もこれほど長期間の自宅待機は経験がなく、途方に暮れていると思いますし、小学生以下のお子さんをお持ちの親御さんにおかれましても、特に食事面で大変な思いをされていることと思います(私も先週、先々週に関してはずっと昼から帰宅して子の面倒を見ておりました。先週までの子どもらの口癖は「父ちゃんどっか連れてって~」^^;)。
本日朝も、チャンネルを問わず著名人の感染に関するニュース、医学的見地、経済的見地に関するコメンテーターの話ばかりで、明るい話題が一つもなく、気が滅入ります。
愛媛県の感染拡大も残念ながら進んでいますね。まずは自らが感染しないように、各人が心がけ、行動するしかありませんね。今世間は咳一つにも敏感になっています。できるだけ早くもとの日本に戻るよう、いろんな欲求をぐっとこらえましょう!辛抱しましょう!
私を含めて多くの大人は先月末には「収束宣言」が出ると思っていました。
先月までとは異なり、もう個人や企業のレベルで何かを決断することはできなくなっています。
学校関係者もしかりですね。「3密」って普段の学校そのものですから。
【公安系職種の説明】…明日は事務系の話しますね。
専攻科新入生とはまだ具体的な希望職種のお話まではできていませんが、出願書類から分かる内容で大体6割くらいの学生さんが公安系職種を志望されています。
公安系とは公(おおやけ)の安全を守る仕事のことで、当校に入学された学生さんの主な公安系就職先としては・・・
・警察官(都府県単位で募集する地方公務員)
・消防官(県外、県内の市区町単位で募集する地方公務員)
・海上保安官(国家公務員。試験名は海上保安学校学生)
・刑務官(国家公務員)
・自衛官(国家公務員。陸、海、空の区分あり。)
といったところです。他にもありますが、主だったところは以上ですかね。
試験の中身としては、多岐にわたりますが、大体は・・・
①一般教養試験…40~50問を100~120分で回答する択一式の試験で、最近は問題の難易度を下げる傾向、時事問題を多く出題する傾向がみられます。
②作文試験…テーマは各試験によりますが、600~800字くらいの文字量を1時間くらいで書くことを要求されます。誤字脱字のない文章、係り受け、「てにをは」などの間違いがない文章を楷書で書くことが重要です。
③体力試験…これも検査種目は試験によりますが、警察官よりは消防官の方が筋力に対する要求がはるかに高く、高校に運動系の部活動をやっていただけでは対処できないものもあります。
④身体適性…これも職種によりますが、「四肢正常であること」を筆頭に規定があります。この点に関してお願いがありますので、下記参照でお願いしますね。
⑤適性試験…消防士は消防適性、警察官はクレペリンなどになりますが、うちで普通にやってれば勝手に身に付きますので、心配いりません^^
⑥面接試験…個別面接、集団面接、集団討論など今や公務員試験の中でも最重要試験種目です。コミュニケーション能力が問われる、ということになりますが、この場で文章であっさり伝えられるほど簡単なものではありません。大原で私がコミュニケーション(+面接試験)について指導をする時間は軽く100時間を超えるでしょう。1年を通して「おしゃべりの訓練」を私とみんなで協力してやっていく必要があります。公務員試験の合否は「勉強」ではなく、「おしゃべり」で決まります。
さて、④に関してですが、新入生はもとより、これをご覧になっている高校生の皆さんで公安系職種を希望しているみなさんはぜひ「色覚検査」を行ってみてください。
インターネット上に簡易的な検査をできるサイト(赤や緑主体の模様の中に書かれている数字をなぞたり、書かれている絵が見えるかを確認するようなもの)がたくさんありますので、そのサイトの検査を自分だけではなく、親御さんと一緒にやってみてください。
新入生に関しては、検査をしてみて、「あれっ?」と思ったら小松まで連絡下さい。
【追伸】ブログのアップが午前中に間に合わずごめんなさい。