国家公務員は、日本に住む人々全体に奉仕するための公務員です。地域の行政に貢献する「地方公務員」とは異なり、日本の社会全体を考えて働く必要があります。仕事は多岐にわたり、医療や教育、産業振興、外交、防衛まで関わっています。

国家公務員と一口に言ってもまったく異なる仕事をしているため、就職を考えたときはそれぞれの仕事内容などをよく調べ、希望先を厳選しておきましょう。

国家公務員になるには、国家公務員試験を受験し各省庁に採用される必要があります。国家公務員試験は大きく三種類に分かれており、「総合職試験」「一般職試験」「専門職試験」があります。なかでも「総合職試験」は非常に難しく、公務員試験の中で最も難易度が高い試験だと言われています。