こんにちは。
7月ももう終わりに近づき、いよいよ8月です!
本校会計学科の学生は8月7・8・9日に行われる
税理士試験に向けてラストスパートです!
さて、このみんなが頑張っている税理士試験ですが
税理士になる方法って試験に合格する以外ないのでしょうか?
(↓税理士バッジです!)
実は、税理士になる方法は、5つの方法があります。
①税理士試験に5科目合格し、2年間の実務経験を積む
最もスタンダードな方法です。試験は年1回。8月に実施され、
全11科目から5科目を合格する必要があります。
その後、2年間の実務経験を経て、晴れて税理士となります。
②大学院に進学し、一部科目免除を受けて、
残りを税理士試験で合格かつ2年間の実務経験を積む
大学院で修士又は博士の学位を取得することで
①の5科目のうち1科目ないし2科目が免除されます。
残り科目は税理士試験で合格し、2年間の実務経験を必要とするのは①と同じです。
大学院2年ないし4年間通う余裕がある人は狙い目だが、大学院の論文執筆は
非常に労力を要する。
③国家公務員試験(税務)に合格し、
税務署職員として23年間勤務し、所定の研修を受講する
いわゆる税務署(国税)OBです。
税務署での23年以上の勤務と、研修の受講により税理士試験を受験することなく
税理士資格を取得することができます。
④公認会計士試験に合格する
公認会計士資格を持っている人は、税理士試験を受験することなく
税理士資格を取得することができる。しかし公認会計士試験の難易度は高く、
また地方では公認会計士としての仕事が少ないのが実情です。
⑤弁護士試験に合格する
公認会計士と同様、弁護士資格を持っている人は、税理士資格を取得することができる。
こちらもご存知の様に、国家資格の中でも最難関の試験です。
税理士会実施のアンケートでは、税理士試験5科目合格にかかった年数は
8.6年ということです。
高校を卒業して、専門学校で税理士の勉強を始めると
27歳から30歳税理士になれる! ということですね。
先に紹介した5つの方法の中では、もっとも早く税理士になれる方法と言えます。
また②で科目免除を受けた方や③④⑤の方法で税理士になった方は
税金の専門知識の勉強が十分でないため、税理士になってから
不得手な業務が起こっているのが現状です。
その反面、税理士試験5科目合格者は、引く手あまたです。
特に20歳代~30歳代の税理士は、全税理士70000人弱のうち
3割程度なので「金のたまご」として注目されています!!!
参考になったでしょうか?
さて、今週末8月4日(土)会計学科のオープンキャンパスは
「スマホの会社」の成績表をみてみよう!
皆さんのご参加を心よりお待ちしています♪
(上記の授業風景の写真をクリックすると、オープンキャンパスページに移動します)