大原簿記公務員専門学校愛媛校は修学支援制度の認定校です。
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学科ブログ

SCHOOL BLOG
2020.04.04公務員科

公務員専攻科担任の独り言②

おはようございます。4月4日、公務員専攻科担任の小松です。

今日は本来であれば入学式であり、変更後は3日遅れの新入生オリエンテーションとなっていたわけですが、新入生、在校生の姿なく、寂しい大原二番町校舎となっております。

今日は終日、新入生への課題準備かな?

2,000枚くらい印刷、封入しないといけないですね・・・それはそれでまた悲しいTT

新入生の皆さんは、私からの重たいラブレターを今しばらく待っとってくださいな!

【今日の雑談】

4月は明るい時期なのに、外に子供連れて出ていきたい時期なのに暗い話ばかりで嫌なので、普通ならこの時間に教え子に向かってしゃべっているような内容の雑談を本気でやってみます^^

数時間後にこのブログが削除されていたら私が誰かに怒られたってことです^^;

~温度というものについての考え方の違い~

大原の職員室には湯沸かし機能付きポットがあります。

お客様にお茶をお出ししたり、職員がコーヒーや紅茶を飲んだりする用ですが、お昼時にはカップラーメン類を作るために大活躍する代物ですね。

ここで、発生するわけです・・・

経験ないですか?

「えっ!?俺だけ???」ってやつ。

ポットの通常保温設定温度は「90℃」です。

そりゃそうですよね。グラッグラに沸いたお湯でお茶入れられてもお客さん火傷しますもんね。

ですが、職員を観察していると多いこと多いこと。その温度でカップヌードル作る方。

「再沸騰」ボタン押す人僕だけですもん。

皆の衆、「待て」と・・・

カップ麺製作者は作り方を書いてますよね。

「沸騰したお湯で3分」と、「ま~ま~熱めのお湯で」ではなくです。

10℃って相当な違いですよ!

(ここらへんで「面倒くさいやつだ」と思ったら、読み飛ばしてください^^)

「気温40度」っていわれたらかなりの酷暑ですよね。

10度上げてみたらどうでしょう?

「気温50度」。世界ニュースですよ。

こんな面倒くさい説明を90℃でカップ麺を作ろうとしてうっかり私に捕まり、3分以上の説教を受ける後輩の多いこと多いこと。

食事への冒涜。らーめんへの冒涜。「まんぷく」の萬平さんの努力を考えろ!です。

「なるほど」とその方々は理解し、少しの満足感を得る私・・。

しかし次の瞬間、今度は97℃(ポットの高温設定)でお湯を入れようとするのです。

「言いたいことは分かるかね?」

「分かりますが、お湯は沸いています」

「水の沸騰の定義を小学校の理科で学ばなかったのかね?」

「麺はもどりますよ」

「君がフリーズドライ製法で作られた麺だとして、カップを湯舟、注がれたお湯を湯舟の温度としよう」

「はぁ・・・(あぁ早よ飯食いたい)」

「一般家庭のお湯張り設定平均温度が40℃として、37℃もしくは43℃という3℃違いの設定がなされたとして、何か思うことはないか?さあ「麺」の気持ちで考えるんだ!!」

こだわりが強い、ってよく言われますが、私は作る人が一番おいしいと思っている温度で食べたり飲んだりするのが良いと思っているだけです。

冷えてない常温のビールやコーラなんてってね。

【事務系職種の説明】

さて昨日の続きで公務員のお仕事説明のコーナーです。

事務系とは各省庁を筆頭に都道府県の関連施設、市町村の役所などで皆さんの暮らしをサポートしたり、向上させるための施策を企画実行したりする仕事ですが、公安系職種よりは中身が多岐にわたるため、たとえば消防士なんかよりははるかにイメージしづらい仕事でありますね。

当校に入学された学生さんの主な事務系就職先としては・・・

・国家公務員一般職(近畿、関東甲信越、四国などブロックごとに募集され、合格後に各省庁の採用面接を受験することになります)

・国家公務員税務職(ブロックに分かれているのは一般職と同じですが、こちらは合格後は税務職員として働くための税務大学校に入ることが決まります)

・県職員一般事務(各県単位で募集され、県庁や関係の建物で働くことになります)

・県職員学校事務(各県単位で募集され、県内の公立学校で働きます。他県は上記の一般事務と別々で募集する場合が多いですが、愛媛県は学校事務も含んだ形で一般事務として募集します)

・県職員警察事務(各県単位で募集され、県内の警察署や本部、免許センターなどで働きます)

・市町職員一般事務(市や町の単位で募集され、それぞれの役所を中心に働くことになります)

概ね以上でしょうかね。

キーパンチのし過ぎで指が痛い・・・。

試験の中身として大体は・・・

①一般教養試験…40~50問を100~120分で回答する択一式の試験。国家公務員事務職両試験の問題は他の高卒区分の公務員試験の中でも最高難度と言えます。事務系職種でも時事問題を多く出題する傾向がみられます。

②作文試験…テーマは各試験によりますが、600~800字くらいの文字量を1時間くらいで書くことを要求されます。誤字脱字のない文章、係り受け、「てにをは」などの間違いがない文章を楷書で書くことが重要です。

③事務適性試験…簡単な問題ではありますが、120問を15分でいかに正確に、いかに早く回答できるかを問うような問題が一般的です。

④面接試験…昨日の公安系職種でお伝えした個別面接、集団面接、集団討論に加えて、愛媛県内だけで見てもプレゼンテーションやロールプレイング的な面接も導入されています。やっぱりこれもあっさり伝えられるものではないですね^^;

この仕事をやればやるほど、面接試験の難しさ、コミュニケーションの難しさというものを深く考えます。

すでに数千人の面接指導をしてきましたが、定年退職するころになっても「分かった気」にはなってないでしょうね。

人と会話する能力は死ぬまで成長し続けますよ。

早く指導を開始したい!!!!!

【これを見ている公務員専攻科新入生への宿題】

今日明日を利用してやってほしいことがあります。

小松(個人ではなく職場のPCです)とのメールの開通です。

最近は公務員試験の出願においてもペーパーレスが進んでおり、インターネット出願を推奨する試験の方が今や多いかもしれません。

学校に通い始めてからは私からの一斉連絡先として、試験の時には入力が必要なメールアドレスとして使用します。

昨年の学生の多くは「Gメール(○○○○@g-mail.com)」

もしくは「アイクラウド(○○○○@i-cloud.com)」でした。

ドコモとかのメールじゃだめなのか?とよく言われますが、自治体が禁じていることが多いですし、何より「PCからのメール受信拒否」でメールが届かないことがあるので、上記を推奨しています。

①メールアドレスを作ること。(@の前は自由に設定できますが、出願にも利用することになるので、何とかラヴフォレヴァーみたいなこっぱずかしいのは止めましょう^^)

②以下の小松PCまでメールしてください。

アドレス:y-komatsu@kawahara.ac.jp

(「‐」はハイフン(学生語ではヨコボウ)。アンダーバーではありません。)

③タイトルには必ずフルネームでお名前を入力してください。

④文面には先日の私のブログを参考に?自己紹介を書いてくれると鬱々した気分が和らぎますね。

月曜日のメールチェックを楽しみにしています!!!!

明日はブログもお休みです。また月曜日に会いましょう!